前橋工科大学の学生らによるワークショップが開かれ環境にやさしいベンチづくりに挑戦しました。前橋工科大学・工学部建築学科では建築技法を実践的に学んでもらおうと10年前から授業の一環でストーブやシェルターなど、土を使ったものづくりに取り組んでいます。
14日は土と石灰を押し固めてものをつくる建築技法「版築」を体験するワークショップが前橋公園で開かれ、工学部建築学科の石川恒夫教授をはじめ希望した学生7人がベンチづくりに挑戦しました。ワークショップでは「突き棒」と呼ばれる道具を使って10センチの土が6センチ程度になるまで押し固める作業を何度も繰り返していきます。
最終的には木製の外枠を外し背もたれを取り付けます。セメントなどを使用しないため環境にも優しい造りとなっています。ワークショップはきのうから行われていて、今週中の完成を目指すということです。